警察犬や飼い犬が突然、餌を食べずにやせ細り死亡。ドッグフードが原因とみられ自主回収される。

警察犬や飼い犬が突然、餌を食べずにやせ細り死亡。ドッグフードが原因とみられ自主回収される。

メルボルンのアントニー・ブラウンさんは、2週間前に飼い犬ダルメシアンの“ルーニー”(7歳)を同様の病で安楽死させた。

アントニーさんによると、ルーニーは体重が半分落ちてしまうほどやせ衰えたそうだ。

「突然、ルーニーは骨と皮だけになってしまったんです。何が起こっているのか全くわからず、動物病院でレントゲン検査や生体組織検査、手術、薬での治療などあらゆることをして9,000豪ドル(約73万円)ほど費やしました。その結果、巨大食道症と診断されたのですが、これまで健康で元気だった愛犬が、急激に弱っていくのを見ることほど飼い主にとって辛いことはありません。『Advance Dermocare』は動物病院も推奨していたので購入したのです。このようなことが二度と起こらないためにも、原因が何なのかはっきりさせてほしいと思っています。」

また、ポール・オスハナシーさんが飼っていたアイリッシュ・セッターの“パディ”(3歳)は「Advance Dermocare」を食べ始めて3日以内に突然容態が悪化し、死亡した。

ポールさんは「まったく突然のことで、予想もしていませんでした」と悲しみを露わにしている。さらにアデレードに住むローラさんとアーロン・オトゥール夫妻も、ラブラドールの“スタン”(9歳)が同様の病で1週間何も口にしなくなり体重が5kg落ちてしまったことを明かした。

「私たちはスタンを病院へ毎日連れて行って、点滴をしてもらっています。獣医からは良くなることはないと言われ、このままだと安楽死させるしか方法はないと死の宣告を受けました。」

現在、多くの飼い主が病気になった愛犬の状態に不安を抱いており、「Advance Dermocare」を飼い犬に与えないよう警告しているもようだ。

なお製造元の「Mars Petcare Australia」は公式サイトでこのように綴っている。

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