飼い主の死後、ずっと鎖に繋がれていた犬。鎖が足に絡まり、命を繋ぐため自ら噛みちぎる。

飼い主の死後、ずっと鎖に繋がれていた犬。鎖が足に絡まり、命を繋ぐため自ら噛みちぎる。

トレイヤーの存在に気付いた消防士が動物保護団体に通報したのは、飼い主が死亡してから実に5年後のことでした。

たったひとりで生きることを余儀なくされたトレイヤーは前脚の欠損だけでなく、フィラリアやノミにやられていました。そしてもちろん、重度のトラウマも…。

動物保護団体に保護されてからもトレイヤーのトラウマは良くならなかったため、スタッフはオスの保護犬をトレイヤーに会わせてみることに。

そして素晴らしいことが起こったのです。ブリュッセル・グリフォンのミックスの”リトルピンキー”と触れ合ううちに、トレイヤーの凍りついた心は徐々に溶かされていきました。

リトルピンキーのおかげで、トレイヤーは再び愛し愛される喜びを取り戻したのです。トレイヤーの尻尾は大きく揺れ動いていました。

不幸にも右前脚を失ってしまったトレイヤーには、愛情と経験豊富な里親ができました。

義足や治療にかかる費用が必要でしたが、たくさんの寄附金や応援の声が寄せられて無事に治療を受けられることに。

飼い主の突然の死で不運を背負ってしまったトレイヤーでしたが、新しい飼い主家族の愛情を受けて元気に走り回っていることでしょう。

参照元:iheartdogs

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