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しかし、パメラの心の中は明らかに不安と恐れで満たされており、尻尾を丸めて犬小屋の中に入ったまま泣き叫んでいたと言います。
グイドさんはFacebookに「身体的な傷こそありませんでしたが、家族に捨てられた彼女の心は壊れてしまいました」と、パメラの悲しい顔の写真を投稿しました。
こうした心の問題は、癒やすのがとても難しいケースだと言います。
施設に保護されたパメラはかなり臆病になっており、ずっと上目遣いのまま食欲もない様子。
しかし、グイドさんはパメラのように傷付いた犬たちをこれまでも癒し続けてきたベテランです。
パメラには深い愛情と慰めを根気強く与える必要があることを知っていました。同時に、獣医に診てもらう必要があることも。
パメラにはハウスや温かい毛布、たくさんのオモチャが用意されました。グイドさんが声を掛けると、警戒した面持ちでハウスから出てくるものの、再びハウスに戻ってしまいます。
前脚を上げ、全身をブルブルと震わせるだけのパメラの姿は、グイドさんの心を悲しくさせました。
警戒して震えていたパメラに変化が起き始めたのは、保護されてから数日後のことです。
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