大切な存在だった猫の死に悲しんでいた1匹の犬。その後、100匹を超える猫たちのお世話をすることに。

大切な存在だった猫の死に悲しんでいた1匹の犬。その後、100匹を超える猫たちのお世話をすることに。

そして2015年のこと、ロンダさんは母親の愛情が必要な『モンキー』という名前の子猫を預かってきました。幼いモンキーの姿を見たズーカは、すぐにモンキーを自分の子供のように育て始めたそうです。

「私達は最初、体重が450gの子猫と22kgのズーカが一緒になって大丈夫かと心配しました。でも彼女はモンキーにとても優しく接し、常にモンキーのことを大切に見守っていました。」

「ズーカはどんなにイタズラをされても決して怒ったりせず、いつもモンキーを優しく毛づくろいをしてあげていました。」

ズーカは保護子猫が家に来るたびに興奮して、母性本能がさらに強くなっていきました。ズーカは子猫達とコミュニケーションをとる方法を知っていて、いつも子猫達の要求を分かっているそうです。

「私がズーカの行動で一番興味深く思っているのは、それぞれの子猫が何を必要としているかを正確に分かっていることです。彼女は子猫達の気持ちを完全に理解しているようです。」

「ズーカはとても社交的な子猫にはキスをしたり一緒に眠ったりしますが、まだ野生的な子猫には無理に接触しようとはせずに、時間をかけて相手の心を開いていきます。」

そんな子育て上手なズーカは、この3年間で100匹ほどの子猫を育ててきました。

「お母さんと離ればなれになった子猫達にとって、ズーカの愛情はとても大切なものです。ズーカの惜しみない優しさが、孤児の子猫達を愛情深い猫へと成長させていきます。」

ズーカは現在12歳になりましたが、今も困っている子猫達を大切に育て続けているそうです。

「ズーカと一緒に育った子猫達は、犬との暮らしに溶け込むことができます。そのため犬と暮らしている人達にも、安心して子猫達を紹介することができます」とロンダさんは話してくれました。

参照元:lovemeow

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