子犬を助けてほしいと保護スタッフに近寄ってきた母犬。そして、スタッフが目の当たりにした現実とは。

子犬を助けてほしいと保護スタッフに近寄ってきた母犬。そして、スタッフが目の当たりにした現実とは。

不吉な予感は的中していました。コンテナの下には、死んでしまった子犬2匹と弱々しく生きている2匹の子犬がいたのです。

生きていた子犬はコンテナの奥のほうにいたため、スタッフたちはパイプを使って手前に寄せてから子犬を救出しました。

15分ほどで救助できましたが、その間、母犬のリースはずっと心配そうに様子を見ていたそうです。そして、子犬が出てきたとき、リースは嬉しそうに子犬のニオイをかぎました。

地面に座ったクリスティーナさんが救出した2匹の子犬をシートで包む際に、1匹を落としてしまいます。母犬はすばやく「大丈夫かしら!」と子犬に顔を寄せました。

母犬と子犬2匹を病院で診断してもらった結果、リースは栄養不良で脱水を起こし、2週齢の子犬は危険なレベルの貧血状態にあることが判明します。

リースには輸血が行なわれ、致し方なく強い抗生物質が投与されました。獣医スタッフたちの愛とケアを受けて、母犬も子犬2匹も元気を取り戻します。

子犬には「パーカー」と「ポピー」と名付けられ、数カ月後にはアメリカ本土で養子になることが決まりました。

参照元:thedodo

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