大きな犬が倒れているのを発見。警察に通報するも、現場に駆けつけてもらえない、その理由とは。

大きな犬が倒れているのを発見。警察に通報するも、現場に駆けつけてもらえない、その理由とは。

予想通りだ。ティソンはたちまちのうちに「生き返った」のだった。

「我々三人が数メートルも行かない内に、ティソンは普通の状態に戻りました。起き上がって、こちらへやってきて、また足元で死んだフリをするのです。完璧な演技でした」

ティソンは三人が心配して撫でてくれるのを楽しんでいたのである。

警察によると、ティソンは地元で飼われている牧羊犬で、手入れも行き届き、健康状態も良好であり、飼い主もかわいがっているという。

日課となっている「死んだフリ」は、人々の注目を得るためにティソンが考え出した可愛らしいトリックなのである。

マヌエルさんがこの出来事をツイッターに投稿すると、同じくティソンに一杯食わされた人々から体験談が寄せられた。

今日ティソンに会った!うん、「死んだフリ」をしていたよ。飼い主さんが言うには「コイツは牧羊犬から俳優に転職できる」ってさ。

ティソンのトリックを目一杯楽しんだマヌエルさんだが、一連の出来事を通して、時代はよくなってきていると感じたという。

「毎日のように通報があるということは、怪我をしているかもしれない犬を放っておくことができない人が、それだけ大勢いるということですから」

参照元:thedodo

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