大きな犬が倒れているのを発見。警察に通報するも、現場に駆けつけてもらえない、その理由とは。

警察は既に現場の状況を把握しているというのである。

実はティソン、地元の警察では有名な犬だったのだ。　そう、「死んだフリ」をすることで知られていたのである。

「結局分かったのは、ティソンは地元の警察ではとても有名だということでした」とマヌエルさん。ほぼ毎日のように、誰かしらが、ここで犬が倒れていると警察に通報の電話をかけていたのだ。

ティソンの死んだふりはとても巧妙だ。どうみても死んでいるようにしか見えない。

これをやればみんなかまってくれる。やさしく撫でてくれたり、食べ物をくれる。これに味をしめたティソンこの場所を通りかかる人全員に対して死んだふりをするのだという。

そこで彼らはちょっと試してみることにした。犬を無視して立ち去るフリをしたのである。

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