戦地で大勢を救ってきた軍用犬。任務が終わると安楽死させられることに。兵士らが犬を救うために請願書を提出する。

戦地で大勢を救ってきた軍用犬。任務が終わると安楽死させられることに。兵士らが犬を救うために請願書を提出する。

かつてアフガニスタンで無数の命を救ってきたイギリスの軍用犬2匹が、里子に出すことが困難との理由で殺されようとしていました。

ベルジャン・シェパードの「ケビン」と「ダズ」は、ヘルマンド州で爆発物探知犬として活躍した後、4年前に引退しました。

その後彼らは「安全ではない」との理由で安楽死に処せられることになったのです。

これに対して兵士や飼育係たちは決定の変更を請願。引退した2匹が飼育されているレスターシャーの国防動物センター宛に請願書を送り、彼らの助命を訴え他のです。

英国防省のスポークスマンは、こう語りました。

「できることなら里子に出して余生を過ごさせてやりたい。ですが残念ながら、無理だと判断しました」

請願書の発起人である元SASのアンディ・マクナブ氏は、ケビンとダズ(ともに9歳)のほか、同じく安楽死処分が決定された元警察犬のドライバーの命も救おうとしています。

「ケビン、ダズ、ドライバーのような犬たちは現役中には資産として扱われますが、引退すればそれ以上の存在になります。彼らには借りがあります。命を助け、家を見つけてやらねばなりません」

こう話すマクナブ氏。
そして、犬たちのその後とは。

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