両脚を失った少年と、虐待により全ての脚を失った犬。少年の強い願いと、周りの協力もありふたりの出会いが実現する。

両脚を失った少年と、虐待により全ての脚を失った犬。少年の強い願いと、周りの協力もありふたりの出会いが実現する。

10歳のオーウェン・マハンくんは、2歳のときに全身に大やけどを負い、その影響で今年になってから両足を切断した男の子です。

そんな彼は11月10日、米インディアナ州からアリゾナ州に向かい、笑顔あふれる週末を過ごしました。

その横にいたのは「チーチ」。虐待により4本すべての足を失ったものの、現在はヒトを癒すセラピードッグとして活躍している犬です。

足を失ったあと、オーウェンくんと彼の母親であるスーザンさんに、チーチのことを教えてくれたのは学校の先生たち。

チーチはFacebook上で4万4000人を超えるフォロワーのいる人気犬なのです。

3歳のチーチは現在、新しい家族のもとで安全にそして幸せに暮らしています。

2歳で熱湯により全身の98%のやけどを負った後、きょうだいとともにスーザンさんの元に引き取られたオーウェンくん。

チーチとの共通点を、先生たちは感じたのでしょう。

その日以来、オーウェンくんはチーチと会いたいと願うようになったのです。

「チーチをオーウェンくんに会わせたい…」

そう願うようになったのは、オーウェンくんがFacebookでチーチをフォローしていることに気づいた、チーチの飼い主も同じでした。

しかし、そこで寄付を呼び掛けると、3275ドル(約37万円)もの寄付金が集まり、今回の旅行が実現したのです。

その様子がこちら。

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