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アメリカ、ミズリー州のショッピングモール裏手に置かれたゴミ箱から、1匹のメス犬が発見・保護されました。
まだあどけなさを残した犬は1歳程度と推測されましたが、彼女がなんの犬種なのかさえわからないほど最悪の状態にあったのです。
動物保護団体「Midwest Animal ResQ(ミッドウェストアニマルレスキュー)」に保護された犬には「アイリス」と名付けられ、すぐに診察を受けました。
アイリスは酷い皮膚病のせいで被毛のほとんどが脱毛し、殴られたようなケガや開いた傷口もあり、失血に苦しんでいたのです。
ゴミ箱に投げ捨てられていた以上、アイリスを飼っていた人間が虐待し、遺棄したことは明白でした。
入院したアイリスの状態は決して良くなく、赤血球数は依然として低いため感染の恐れがあり、足も切断する可能性さえあったのです。
頭や足には大きなケガが診られ、痛々しく傷口が開いていました。輸血や様々な治療を受けたアイリスの瞳には、「生きたい!」という意思が見られ、スタッフは彼女を優しくハグします。
「ミッドウェストアニマルレスキュー」には、アイリスの命をつないでほしい、と願う何百人もの人々から寄付金が続々と寄せられました
人間を信頼することなく1年を過ごしてきたアイリスでしたが、保護スタッフの大きな愛情に包まれて、少しずつ食事を摂れるようになっていきます。
そして、その後。
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