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カリフォルニア州に本拠地を置く動物保護団体の「Kings SPCA-Rescue」のスタッフは、人里離れた道端に捨てられている1匹の犬を保護しました。
スタッフが「バンジョー」と名付けた犬に声を掛けても、一切その場から動こうとしません。しかし、見るからに犬の体は衰弱しており保護する必要がありました。
この辺りには食べる物や水もなく、あるのは枯れた小枝ぐらいなもの。すぐにでも救助しなければ犬は餓死してしまいます。
スタッフが近づいて餌を与えても、バンジョーは怯えるようにして逃げてしまい、あたりは徐々に暗さを増してコヨーテまでもが吠え始めるのでした。
そこは、飼い犬が捨てられるホットスポットだったのです。
それでも諦めずに何時間も餌付けにチャレンジし続け、夜露で地面が湿ってきたころ、ようやくバンジョーは逃げなくなりお腹を触らせてくれるまでに心を開いてくれました。
車に乗せるまでのバンジョーはパニックを起こすこともなく、ただただ元いた場所を見つめ続けます。
無下に捨てられたバンジョーは、飼い主からの「待て!」の指示をひたすらに守り通していたのです。「ここで待っていれば必ず迎えに来てくれる」飼い主の最後の言葉を信じて、何日間もその場に居続けたバンジョー。
スタッフは、無責任な飼い主への怒りとバンジョーの抱えた辛さを噛みしめました。
そして、バンジョーが一番愛し信頼していたはずの元飼い主宛てに手紙を書き、バンジョーの写真と共にFacebookに投稿したのです。
その内容がこちら。
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