飼育放棄され死臭を漂わせて彷徨っていた盲目の犬。SNSの投稿を目にしたトリマーが奇跡の変身を遂げさせる。

飼育放棄され死臭を漂わせて彷徨っていた盲目の犬。SNSの投稿を目にしたトリマーが奇跡の変身を遂げさせる。

普段のトリミングには1時間半を要しますが、この犬のトリミングには3時間かかり、終了したのは午前3時でした。

汚れて重く絡まった毛が全てカットされ、綺麗に体を洗ってもらった犬は見違えるように変身。

「ラッキー」と名付けられた犬は、その後獣医院で診察を受けましたが、盲目で耳が聞こえないことがわかりました。

去勢手術も終え、現在は一時預かりの里親に引き取られているといいます。

ラッキー(4歳)はマイクロチップを着けておらず、いまだ飼い主は特定できていません。しかし、心身ともに大きな変化を遂げたラッキーにカーリーさんは喜びを露わにしています。

カーリーさんはこう語ります。

「ラッキーは、長いトリミングの間もおとなしくしてくれていました。まるで私たちが救おうとしているのを理解しているようでした。ラッキーが大変身した時、思わず涙ぐんでしまいました。私たちは助けを必要としているなら、是非とも救ってあげたいという情熱を持って日々仕事をしています。サロンのモットーは『小さな救いの手で大きな結果をもたらすこと』なので、救済・保護センターにいる全ての犬を無料でトリミングします。今回もラッキーの命が救われたことにとても喜びを感じています。どんなに酷い状態の犬でも、トリミング後はジャンプしたり尻尾を振ったりして喜びを表します。そんなハッピーな犬を見ることほど、私たちにとって嬉しい報酬はありません。」

近い将来、ラッキーは新しい飼い主を探すことになる予定だそうです。

参照元:metro

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