虐待を受け捨てられた瀕死の友を守るためそばに寄り添い続けた犬の友情

虐待を受け捨てられた瀕死の友を守るためそばに寄り添い続けた犬の友情

フィラデルフィアの公園で瀕死の状態で発見された2匹の犬。のちに「グレイシー」と「レイラ」と名付けられた2匹ですが、発見された当時、衰弱しきったグレイシーを守るかのようにレイラはグレイシーのそばに寄り添っていたそうです。

2匹を保護したレスキューグループJustice Rescueのハーパーさんは、「人が近づくとレイラはグレイシーに触れさせないように守っていた」とその時の様子を話します。

ハーパーさんは背が高く、腕や頭などいたるところにタトゥーを入れていますが、その見た目とは反対に、彼はまるで「10歳の女の子の声」を持っていて、それは犬を安心させる特別な能力があると言います。

2匹を保護するために公園に到着したハーパーさんは、ひざまづいて2匹に10歳の女の子の声で優しく話しかけたそうです。するとレイラは尻尾を振ってハーパーさんのところへと近づいてきたのです。そして無事に2匹を保護し、動物病院へと連れて行くことが出来ました。

2匹の体の傷は、古いものもあれば、とても新しいものもあるとのこと。2歳程度と考えられる2匹ですが、虐待や闘犬として扱われていたと考えられています。

グレイシーとレイラは必要な治療を受け、リハビリを行っているとのこと。体調が回復次第、新しい飼い主さん探しの準備が進められる予定になっています。

– 出典 – thedodo

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