2017年08月30日

手術を終えた患者に寄り添い心を癒すセラピー犬。その結果、患者に大きな変化をもたらす。

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手術を終えた患者に寄り添い心を癒すセラピー犬。その結果、患者に大きな変化をもたらす。

「Nepean Therapy Dogs」の運営者ニコール・セレバンさんはある日、セラピー犬のレイディー・ダーシーを伴ってネピアン病院にいる1人の患者を訪問しました。

その患者は不幸にもその日の夜に他界してしまいましたが、ニコールさんは同じ病棟の別の患者にもレイディー・ダーシーを引き合わせました。

それがトレイシー・プライスさんでした。

トレイシーさんは難しい脳手術を終えICU(集中治療室)から出たばかりで、術後も不安や恐怖を抱えており情緒不安定になっていたといいます。

また病院から7時間も離れたところに住む家族や友人らに会えない寂しさもあり、突然のセラピー犬の訪問に驚きながらも歓迎しました。

ニコールさんは病室で、トレイシーさんの許可を得てセラピー犬をベッドに上げました。するとレイディー・ダーシーはトレイシーさんに寄り添い、じっと見つめたのです。

トレイシーさんはその時の気持ちをこう話します。

「ネガティブだった気持ちが一気にポジティブなものへと変わりました。レイディー・ダーシーの訪問は、手術後の気持ちのスイッチを切り替えるのに私がまさに必要としていたことでした。私をじっと見つめてくれた時、ただ患者のそばに横たわるというだけでなく気持ちが繋がったように感じて、とても嬉しく感じました。」

ニコールさんは、4年前にレイディー・ダーシーをセラピー犬として訓練。

「レイディー・ダーシーは、とても優れた能力を持っています。患者が必要としていることを直感的に察することができるのです。大抵、ベッドで自分の鼻と患者の鼻を舐めることなくすり合わせるんですが、それがこの犬の挨拶の仕方なんです。その後も患者のそばに寄り添い、居眠りをしたりします。私たちは患者を選びません。ですが時には犬好きでない人もいますので、病室に入る前に『犬を抱っこしてみたいですか?』と問い合わせてイエスと返ってきたら入室します。ほとんどの患者の場合、このレイディー・ダーシーと絆が生まれるのですが、特にトレイシーさんとの間には特別な絆が築かれたようです。」

レイディー・ダーシーを腕に抱いたトレイシーさんは、大きく心が癒されたことでしょう。

そして、トレイシーさんに大きな変化をもたらしたのです。