2017年08月11日

虐待され傷ついた2匹の犬。痛みを分かち合い寄り添う姿に心打たれた夫妻が2匹を家族として迎え入れる。

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虐待され傷ついた2匹の犬。痛みを分かち合い寄り添う姿に心打たれた夫妻が2匹を家族として迎え入れる。

ピットブルの雌アビー(Abbey)と雄のズース(Zeus)が初めて出会ったのは米フィラデルフィアのスペランザ動物保護施設「Speranza Animal Rescue」。

虐待を受け保護された2匹の出会いから結婚式までの様子を英メディアが伝えています。

アビーはひどい虐待の末、テキサスのハイキルシェルターと呼ばれる殺処分の確率が極めて高いと言われる収容施設にいるところを、スペランザ動物保護施設によって保護されました。

アビーと一緒に保護された他の2匹はすぐに里親が見つかりますが、アビーは犬にも人にも拒絶反応を示し、ズースに会うまでの800日あまりをスペランザ動物保護施設で友達もできずに過ごしていたのです。

一方のズースも野球のバットで殴打されて全身あざだらけで、しかも片目の状態で保護され、シャイな性格と虐待のトラウマから誰にも懐こうとはしませんでした。

そんな2匹が出会ったのは2013年の夏のとある日。

施設のホームページにはこう言葉が残されています。

「アビーとズースは施設の庭でお互いの存在を確認すると、その瞬間からまるで何年も一緒にいるかのように離れませんでした。ズースはどこに行くにもアビーの後ろをくっついていくんです。活発な性格のアビーが臆病なズースの心の支えになり、アビーは心を許せる友達ができたんです。痛みを抱えた2匹はお互いに“魂の伴侶”を見つけたんでしょうね」

2匹が出会って1年半後のクリスマス直前、若いモレッティさん夫妻から里親の申し出がありました。

夫妻は施設でズースとアビーの存在を知ると、2匹一緒に引き取ることを快く了承したのです。

「施設は喜びであふれていました。あの2匹を可愛がってくれる温かい家族ができるなんて夢のようです。それも2匹一緒にここを去ることができるなんで、なんてありがたいことでしょう」

この出来事を施設では「クリスマスの奇跡」と呼び、2匹の門出を祝い誰もが涙したといいます。

そして、さらに幸せは続きます。