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コブラの毒は確実にスパイクとプリンセスの神経を破壊し始めていました。そして30分後。スパイクは亡くなってしまいました。
ルイスさんと18歳になる娘さんのマリスカさんは、目の前で苦しみながら死んでしまったスパイクを抱きしめます。
その直後、仲間と飼い主の傍らにいたプリンセスにも異変が起き始めました。飼い主がプリンセスの身に何が起きたのかを理解したときには、もう手遅れでした。
スパイクが亡くなってから1時間もしないうちに、プリンセスまでもがコブラの犠牲になってしまったのです。
マリスカさんは、子犬のスパイクが道端に捨てられていたところを拾って、今日まで育ててきたのだそうです。
一方のプリンセスもまた、前の飼い主が捨てたあとにルイスさんが引き取った保護犬でした。しかも、この悲劇からわずか2週間前に迎えられたばかりだったのです。
2匹の愛犬が亡くなってしまった翌日、家の前庭には2つのお墓が寄り添うように建っていました。
楽しく暮らしていた家族を突然襲った悲劇に、ルイスさんもマリスカさんも埋葬中はもちろん、数日間泣き続けたとそうです。
参照元:mirror
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