大病を患い瀕死の状態の捨て犬を見捨てなかった獣医。警戒心を解こうと一緒に食事をする姿に賞賛の声が上がる。

大病を患い瀕死の状態の捨て犬を見捨てなかった獣医。警戒心を解こうと一緒に食事をする姿に賞賛の声が上がる。

2016年、獣医の元に連れてこられた1匹のメスの犬。骨が浮き出るほどにやつれ、低血圧、低体温症で免疫力が低下していた上、子宮腟部が膣腔にはみ出て膣腔が飛び出す「膣脱」という症状を引き起こしていました。

この犬を診察したジョージア州の「グラネット・ヒルズ・アニマル・ケア」を経営するアンディ・マティス医師は安楽死させることも考えたが、同医院のFacebookのフォロワーから「なんとか助けてやって欲しい」という声を受け、しばらく様子を見守ることにしました。

SNSで「グレイシー・クレア」と名付けられたこの犬は、まず卵巣が除去され、他の犬とは隔離して見守ることに。

部屋の片隅でうずくまり怯えているグレイシーは、なかなかマティス医師に心を開かず食事も進みませんでした。

ある朝、マティス医師は犬用の餌の容器に入れた朝食をふたつ用意。ひとつをグレイシーに勧め、自ら隣に座り朝食を食べ始めました。

なかなか手をつけようとしないグレイシーでしたが、マティス石の手のひらに乗せたドッグフードを口元に持っていくと、躊躇しながらも食べ始めたといいます。

頭を垂れ、壁にぴたりと体をつけている様子から、グレイシーがマティス医師を警戒している様子が伺えました。

この動画がSNSにアップされると、「こんなに回復したなんて、涙が止まらなかった」「グレイシーを是非引き取りたい」といった申し出が殺到しました。

それに対しマティス医師は「グレイシーはまだ回復途中です。でも体重も徐々に増えてきて順調ですよ」と回答しています。

参照元:today

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