廃校となった建物の下に住み着いた2匹のホームレス犬 保護され9匹の元気な赤ちゃんを出産

廃校となった建物の下に住み着いた2匹のホームレス犬 保護され9匹の元気な赤ちゃんを出産

廃校となった学校の建物の下に住み着き数ヶ月を過ごした2匹の犬が発見されました。ロサンゼルスの動物救助団体Hope for Pawsへと2匹のホームレス犬の救助要請が入り、保護に向かいます。しばらくして現場へ到着したスタッフは、建物の階段下にある隙間から顔を覗かせる犬の姿を見つけました。

食べ物を使って2匹を外に連れ出します。怯えながらも空腹のためか2匹は近づいてきました。すると驚くことにピトッブルのお腹に子供がいることが分かったのです。

2匹の生活だけではなく、生まれてくる未来の子供たちのためにも急いで保護する必要があるとスタッフは考えました。そして食べ物を使って隠れていた場所から車の方へと誘導し始めました。

救助スタッフはケージの中へ食べ物を入れるとシェパードは恐る恐る中へと入りました。

しかし、それを見たピットブルの母犬は警戒し始め、元の隠れていた場所へと戻ってしまったのです。

救助スタッフは、ピットブルとその赤ちゃんを救出するために隠れている場所の入り口付近へとケージを設置しました。それから30分あまりが経過した後、ピットブルが姿を現しケージの周りを調べ始めました。

やがて雨が降り始めますが、救助スタッフは気長に待ちました。するとピットブルはケージ中へ無事入ったのです。

数ヶ月間、さまよい廃校に住み着いたホームレス犬は無事に保護され、その後ピットブルは「トゥーニー」、シェパードは「サリー」と名付けられました。それから2匹は地元の動物病院へと運ばれ、安全であることを理解したのかリラックスした様子だったそうです。救助されて間もなく、トゥーニーは健康的なピットブルとシェパードのミックスの赤ちゃんを出産しました。

サリーはすでに引き取り手が見つかっており、これから始まる新しい人生を前に希望に満ちた表情を見せていると言います。そして現在、9匹の赤ちゃんとトゥーニーの新しい家族探しが開始されているとのことです。

– 出典 – thedodo

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