我が子を失い強暴になった母犬を救ったのは車窓から投げ捨てられた孤児たち

3匹の子犬を出産した母犬の「ブロッサム」でしたが、子犬が産まれてから数日以内に2匹が亡くなってしまい、ブロッサムは我が子の死を理解できず失った赤ちゃんを探し続けました。

悲しみからかブロッサムはご飯を食べなくなってしまい、気性も荒くなったと、現在の飼い主であるEscrivaさんは言います。

それから数日後、動物保護協会で働くEscrivaさんは母犬を必要としている子犬たちの話を耳にしました。

8匹の子犬がヒューストンからおよそ30時間離れたとある町で、トラックの窓から投げ捨てられた事件がありました。まだ目も開いていない子犬たちはとても傷つき、残念ながら2匹は助かりませんでした。

ブロッサムの赤ちゃんの死因は子宮内での感染症による可能性が高く、そのことが子犬にミルクを与える際どのような影響があるのか、新しい子犬を持ち込むことについて心配がありました。

しかし、他に良い選択肢はなく迷っている時間もありません。6匹の子犬はEscrivaさんの自宅があるヒューストンへ連れてこられました。

そしてブロッサムは6匹の子犬たちを受け入れました。

その後、子犬たちには「Meadow」「Fern」「Petal」「Reed」「Forest」「Ash」と名前が付けられました。

6匹が到着してからおよそ1週間。子犬たちを捨てた犯人は特定されていません。しかし、ブロッサムはしっかりご飯を食べるようになり、子犬たちも元気に成長しています。

およそ2ヶ月後、子犬たちが完全に離乳すると、新しい飼い主さん探しが開始される予定になっているとのことです。

– 出典 – thedodo