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メキシコのゴミ捨て場で生まれた犬の「ラナ」。ラナは生きるために兄弟たちと食べ物を奪い合うことがしばしばあったと言います。それから月日が経ち生後5ヶ月の頃、ラナに里親が見つかり、カナダのトロントへと移り住んだのです。
ラナはこれで永遠の幸せを手に入れたと思われていました。ところが、ある日、ラナに食事を与えていた際に、ラナは飼い主に噛み付いたのです。おそらく幼い頃の思い出から、自分の食事を守るために無意識にそうさせたのかもしれません。
飼い主は幼い子供たちのこともあり神経質になりました。そして、ラナは避難所へと戻されることになってしまったのです。
しかし、しばらくするとラナに新しい里親が見つかり未来は明るく見えました。ラナの物語はここで終わりのように思われましたが、およそ1週間で避難所へと再び戻されたのです。
この時ラナを迎えた里親は「ペットとして一緒に遊べる犬を求めているため、うまくいかなかった」と話しています。ラナはとても素敵ないい子ですが、残念ながらそのようなタイプではありませんでした。
現在の避難所はとても混雑しているため、もはやラナのための余地がないとのこと。5月20日までに引き取り手が見つからない場合には、殺処分と言う選択肢も考えられているそうです。
1日も早くラナに新しい家族が見つかることを願います。
– 出典 – boredpanda
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