過去の虐待によるトラウマで、ハエの音にさえ怯える犬。里親が3年という長い月日をかけその心を溶かす。

過去の虐待によるトラウマで、ハエの音にさえ怯える犬。里親が3年という長い月日をかけその心を溶かす。

そして3年が経った頃。ウィジーは初めて吠えたのです。本来であれば犬の欲求吠えは良くない兆候ではありますが、ウィジーの場合は「家族になりたい」という欲求が発露した証でした。

3年という長い月日をかけ過去のトラウマを乗り切ることができたウィジー。そして、さらに嬉しい出来事は続きます。

サラさん夫婦に男の子の赤ちゃん「イヴァンくん」が誕生したのです。

すると、あれほど怖がりで人間に心を閉ざしていたウィジーが、イヴァンくんにだけはぴったりと寄り添い、まるで見守るような仕草を見せたのです。

家族に迎え入れられて3年。ようやくウィジーは人間を信頼できるまでに回復したのです。

サラさんはこう語ります。

「ウィジーはいつもイヴァンの近くにいるのよ。私たち以上にイヴァンのことを愛しているみたいね」

繊細なウィジーがイヴァンくんの側にいる時だけは、神経質になった事は一度もないそうです。

参照元:boredpanda

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