車に跳ねられ瀕死の子犬に寄り添うもう1匹の子犬。懸命に励ますその姿に胸が締め付けられる

車に跳ねられ瀕死の子犬に寄り添うもう1匹の子犬。懸命に励ますその姿に胸が締め付けられる

ある朝、トルコの高速道路の真ん中で白い子犬が車にはねられてしまいました。すると、どこからかもう1匹の茶色い子犬が現れ、倒れたままの仲間を励まし続けたのです。

茶色い子犬は、道路にお腹をつけたまま、白い子犬の頭を手を乗せたり、口を開けたりしています。それは、まさに「ここにいたらダメ!起きて!」と必死に訴えかけているようでした。

しかし、白い子犬は口から血を流し、目を開いたまま身動きひとつできない状態。

その横を通り過ぎるトラック。トルコでは、こうした犬の交通事故は決して珍しい光景ではないそうです。

そして、たまたま事故現場を通りかかり手を差し伸べたのは、人権協会の男女2人でした。

女性は白い子犬の元へを歩み寄ると、両手で抱えて道路脇まで連れて行きます。

その間も車は通り過ぎますが、何人も子犬の元へと集まっていたので、スピードは緩めてよてけくれました。

子犬をそっと地面に置いて様子を見ますが、やはりまったく動く気配はありません。呼吸はしているものの、目は見開いた状態でショック症状を起こしているのでしょうか。

女性はハッチバック車の荷室に白い子犬を乗せ、病院へと連れて行きました。

そしてその後。

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