何者かによって虐待され背骨を折られゴミだめに捨てられていた犬。施設のスタッフの懸命なリハビリにより回復を見せる

何者かによって虐待され背骨を折られゴミだめに捨てられていた犬。施設のスタッフの懸命なリハビリにより回復を見せる

この日はコーンを使って、数cmではありますがハードルをまたぐ練習を行いました。ナンシーは何度も引っかかりましたが、一生懸命歩き続けました。また、ランニングマシーンを使って支えられながら歩く練習も行いました。

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リハビリとスタッフの丁寧なマッサージの甲斐もあり、彼女は水中でゆっくりと歩けるようになるまで回復しました。

そして、ついに屋外での本格的なリハビリが始まったのです。

「ナンシー!」

そうスタッフが呼ぶと、彼女はたった少しの支えだけで一目散にそこに向かって走っていきました。

この時ナンシーは、後ろ足を引きずりながらではありますが、人間の支えなしで移動できるようになっていました。

そして保護施設のスタッフはついに、ナンシーにぴったりな車椅子を購入します。彼女はそれをとても気にいた様子で、他の犬と一緒に走り回ってとても楽しんでいました。

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この車椅子のおかげで一つ一つの行動に慣れ、自力でしっかりと立てるようになり、ごこちなくではありますが、自分の四肢だけで力強く走れるようになったのです。

ナンシーの回復力とスタッフの懸命な治療・リハビリのおかげでここまで回復することができました。ナンシーが素敵な家族と出会い、幸せに暮らせるように祈っています。

参照元:youtube

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