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それから1週間が過ぎても飼い主と名乗り出る人は出て来ず、施設では別の里親を探すことになったのです。それを聞いたロペスさんは決断しました。マギーを新しい家族として迎えたのです。
ロペスさんの家にはすでに先住犬の「チャーリー」がいました。チャーリーは怖がりで人と離れるのを極度に怖がり、新しく家族になるマギーにどういう反応を示すのか不安でもありました。
しかし、マギーはすぐにチーリーと仲良くなったのです。
「マギーを家に連れてくると、2匹はすぐに互いが気に入ったみたい。チャーリーはマギーがそばにいれば、わたしたちが不在でも吠えなくなった。マギーは家族の絆を固めてくれたのよ」
それから5ヶ月。ロペス夫妻はもう1匹「モコ」という犬を引き取りました。
怖がりの小さい犬だったモコは、マギーに出会ってすぐに自分の隠れ家から出てくるようになったそうです。
それから数ヶ月がすぎたある時。体重が落ち始め元気がなくなって以前のように遊ばなくなったマギー。獣医に診せると糖尿病と診断されました。
「糖尿病の影響で視力を失う可能性があることはわかっていたわ。だから、マギーの目が見えるうちに、あの子が好きなあらゆることをしてあげようと決めたの。キャンプに行ったり、湖で泳いだり、車で旅をしたり」
それからマギーの目はほとんど見えなくなってしまいます。
しかし、マギーは目は見えないものの、うまく家族と遊んだり、過ごしている時間を楽しんでいるそうです。
ロペスさんとの出会いで安心して暮らせる場所を見つけ、家族に囲まれ必要とされ愛されるマギー。
「マギーはなんらかの意図をもって私たちの元へと訪れてくれた。私たちにとって本当になくてはならない存在なのよ」
ロペスさんはこう話しています。
参照元:lifewithdogs
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