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甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)
よく食べるので年の割に元気な猫だと思っていたのですが
食べてるのに日に日に痩せてきて
食べる量が増えたのに痩せるようなら注意が必要です。
甲状腺亢進症は、体の新陳代謝を促す甲状腺ホルモンが過剰に分泌される、高齢の猫がかかりやすい病気です。
食欲が旺盛になりますが、活動量も増えます。
摂取量以上に過剰にエネルギーを消費するため、痩せてしまうのが特徴です。
活動的で食欲もあるため、気づきにくい病気です。
歯肉炎
頭を傾けながら食べるのが個性的だと思っていたのですが…
食べにくそうならクセではなく病気の可能性を疑いましょう。
歯垢に潜む最近が歯ぐきに入り込んで起きる炎症を、歯肉炎と言います。
赤く腫れたり、きつい口臭がしたりするのが特徴です。
同様に口角口内炎と舌潰瘍も痛みをともないます。
患部を避けるようにして食べるため、 不自然に頭を傾けたり、食べこぼしたりします。
食べにくそうにしていたら、注意が必要です。
食べ方は気温によって変化することもありますので、よく観察しましょう。
猫の食欲は、気温や環境の変化にも左右されるので、食欲が落ちたからといって病気だとは言い切れません。
注意したいのは、食べているのに痩せるとき。食欲以外の変化も見落とさないようにしましょう。
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