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年老いた猫は、成猫にくらべ免疫力が落ちますので、全ての病気に対して無防備な状態になりがちです。
特にかかりやすい病気は以下のようなものがあるので注意しましょう!
老猫が掛りやすい病気
腎臓病
老猫が掛りやすい一番の病気が腎臓病です。
歳をとるにつれ、腎臓に負担がかかりやすくなり、体重の減少や多飲多尿、食欲不振などの症状があらわれます。
食餌療法で腎臓の機能を回復することができます。
高品質のフード、消化のよい炭水化物を含むフード、アルギニン(亜鉛)、ビタミン、L-カルニチンを多く含むフードを与えましょう。
ガン
猫のガンの中でも一番多いのが、リンパ腫と乳ガンで、乳ガンは避妊手術をしていないと発生しやすいといわれてます。
肺などに転移して多臓器不全により死亡するケースもあります。
不妊手術、肥満防止、バランスの良い食事を心がけることで予防することができ、早期発見であれば手術や放射線、抗がん剤などで治療できます。
歯周病
猫はもともと歯垢がたまりやすいのでほうっておくと歯周病や口腔の病気を引き起こしてしまいます。
若いうちから歯垢を取るなど、歯のケアをすることで予防できます。
関節炎
老化により、全身の筋肉や骨格、関節が弱くなり関節炎にかかりやすくなります。
薬で関節の痛みを和らげることもできますが、猫の体力に合わせた環境にすることが大切で、転倒してケガをしないように工夫しましょう。
心臓病
老化により心臓に負担がかかりやすくなることが発症したり、遺伝やビタミンEの不足、ウィルス感染によっても発症します。
呼吸困難になったり、胸やお腹に水が溜まるなどの症状があり、薬や手術によって進行を遅らせることができます。
急な運動など心臓に負担がかかるようなことは避け、おかしな様子がないか日ごろから観察することが大切です。
便秘・泌尿障害
消化機能が衰えることにより便秘がちになります。
便秘の時には、フードに食物繊維や牛乳、オリーブオイルを加えると便秘に効果があります。
老化が進むにつれ、行動が鈍くなる、毛づくろいをしなくなる、食べ物の好みが変わるなどの変化があらわれます。
このような変化は少しずつあらわれるので日ごろから観察することが大切です♪
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