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そして診察の結果、キキはチューリップで中毒を起こし腎臓の機能が低下していることが分かった。
しかし既に手の施しようが無い状態だったため、ジュリエットさんとエラさんは40分ほど話し合い、泣く泣くキキを安楽死させることに決めたのだった。
愛するペットと突然の別れを迎えなければならないその気持ちは尋常ではなかったことだろう。ジュリエットさんは当時のことをこのように話している。
「チューリップを買ったことは、これまで2回ほどしかなかったと思います。私はそれを買って自宅に帰り、ソファーで仕事をしていました。するとキキが雑誌のモデルのようにチューリップの横でポーズをとったので、私はすぐにその瞬間を撮影しました。」
「写真のキキの目線はチューリップに向いています。ベストショットだと思っていましたが、悲しいことにキキの最後の写真となってしまいました。この時、私はチューリップが猫にとって有毒だとは知らなかったのです。」
「キキはおそらく誰も見ていない時に、口にしてしまったのでしょう。翌日の朝にキキを抱きしめてあげようとしたのですが、元気がなくお尻が濡れていました。その原因が家の中にあるのではと考えて、ようやく気付きました。ユリの花が猫にとって有害だと知っていた私は、チューリップが原因に違いないと悟ったのです。」
「娘のエラにとって、この経験は一生忘れられないような辛い出来事になってしまいました。エラはキキを亡くして以来、ベッドに入っては泣き、泣き疲れて眠ってしまうという状態でした。」
このニュースを知ったネットユーザーからは「チューリップが猫に有害だとは知らなかった」「猫のためにチューリップは買わないようにするよ。悲しい話だけど教えてくれて助かった」といった声があがっている。
参照元:thesun
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