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一か月前、前足を引きずりながら歩く小さな猫が里親に引き渡されました。
その後、手術によって足を一本失うことになり、あらゆる動作に困難が付いて回っています。しかし、信頼できる友達ができたことによって、生きる希望を再び見出したのです。
こちらの「コリアンダー」という名の猫は、道端でフラフラ歩いているところを発見されました。
動物サービスセンターが保護し、獣医に連れて行くと、左前足が完全に麻痺していることが判明しました。
獣医によると、麻痺の原因は生まれつきあるいは難産のためで、神経に損傷を負ったからだろうとのことでした。
コリアンダーは辛うじて歩いて移動することができましたが、必ず麻痺している足を引きずらなければなりませんでした。その足が全身の動きを不自由にしていて、より生活しやすくするためには足を手術で切断する必要がありました。
コリアンダーの里親として世話をしていたケイトさんは、その頃、新たに「ローズマリー」という名の猫を引き取りました。同じく路上で独りでいるところを発見された猫です。
ローズマリーをコリアンダーと会わせると、すぐに意気投合したようで、とても仲良しの友達になったようでした。
「ローズマリーはすでに飼い主探しを始めてもいい状態だったのですが、コリアンダーには手術の前に信頼できる友達をもってもらいたいと思っていました。辛くて苦しいリハビリ生活の中で、きっと心の支えになってくれると思ったからです。」
ケイトさんの願い通り、ローズマリーはコリアンダーの癒しとなり、大きな力になってくれました。
そして、手術は無事に成功するのです。
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