兄弟が死んでいくなか、必死で生き延びた子猫。一人の女性によって閉ざされた心が溶けていく瞬間とその後。

兄弟が死んでいくなか、必死で生き延びた子猫。一人の女性によって閉ざされた心が溶けていく瞬間とその後。

当時をこう振り返るマーニーさん。

「その日、私がいつものように餌を側において様子を見ていると、子猫は初めて餌に手をつけ、そのまま私の側に近寄って来ました。そして、その瞬間から子猫は私に心を開き、警戒する様子を見せなくなったのです。」

子猫が初めてマーニーさんの手に抱かれた際に撮影された写真。

その日初めて愛を知った子猫は、それまで見せることのなかった幸せそうな表情を見せました。そして、それ以来子猫はマーニーさんの事が大好きになり、毎日彼女に甘えるようになったそうです。

マーニーさんのおかげで殻を打ち破る事ができた子猫は、その後無事に里親が見つかり、保護されてから数週間後にマーニーさんの家を旅立っていきました。

現在、猫は「ガスガス」と名付けられ、新しい家族と共に幸せな暮らしを送っているようです。

最近撮影されたガスガスの写真。

愛らしく、立派な猫へと成長したガスガスの姿からは、もう怯えてばかりいたあの頃の面影は感じられません。

マーニーさんはガスガスの幸せを願ってこう話します。

「ガスガスは生後数週間ひとりぼっちで辛い日々を送っていましたが、今となってはその辛い生活も遠い過去の話になりました。彼にはこれからは家族の一員として、愛の溢れる幸せな日々を送ってもらいたいと思います。」

参照元:lovemeow

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