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大学院生のモリー・リキテンワーナーさんは、重度の不安障害に悩まされています。
不安障害とは、突然強い不安や恐怖の感情に襲われてしまう精神障害です。発作によって、発熱や動悸などの症状が起こってしまいます。
そんな彼女がある日、保護動物の譲渡を行なっている店に行った時のこと。ふと1匹の猫が目に入りました。
「なんて可愛らしい子なのかしら。」
この猫には両耳がありません。店員さんに話しかけて見たところ、その外見のせいか里親が見つからないそうです。
その猫とみて、モリーさんは一目惚れし、新しい家族として迎え入れることにしたのです。
猫は耳が聞こえないそうですが、彼女にとっては問題ではありませんでした。なぜなら以前にも、耳が聞こえない犬を飼っていた経験があるからです。
この猫を保護したアメリカ合衆国ボルチモアの保護団体によると、どうやら猫の耳は中耳炎になった際に手術で切断したようなのです。
前の飼い主は優しい人だったそうですが、経済的理由で買い続けることが難しくなっといいます。
この猫に「オタイティス」と名付けたモリーさん。
オタイティスの存在はモリーさんの心に癒しを与えました。モリーさんがパニックを起こしていると、オタイティスは寄り添ってくるのです。
好奇心旺盛で優しさにあふれたオタイティスはモリーさんを苦しみや恐怖から守ろうとしてくれました。
そしてモリーさんもオタイティスの存在によって少しづつ元気を取り戻していったのです。
「私がこの子を救ったのではありません。この子が私を救ってくれたのだと思っています。オタイティスは、私の心を落ち着かせてくれる唯一の存在です」
こう話すモリーさん。
2人の間に生まれた強い絆。互いに足りない穴を埋め合い満たしてくれる存在。これからもその関係が壊れることはないでしょう。
参照元:Instagram
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